高知県内に事業所や店舗を置き、地元の方を集客するためにSEO対策を考えている会社様・店舗様は多くいらっしゃいます。
しかし市町村によって人口規模が大きく違う高知県でSEO対策を進める際に、気を付けなければならない点があります。
本記事では、こちらについて解説します。
市町村をキーワードとするSEO対策とは
市町村をキーワードとするSEO対策とは、
・美容室 ○○町
・歯科医院 △△市
といったように、狙いたいキーワードに自社の地域を掛け合わせてSEO対策を行うことを指します。
特に地域密着型事業を行う会社様などのホームページでは、市町村のキーワードに注力されるケースが多いかと思います。
高知県内の市町村をキーワードとするSEO対策の注意点
しかし前述したように、市町村をキーワードとするSEO対策には注意すべき点があります。
それが人口規模の小さい市町村を狙う際には、あまり効果を発揮しないということです。
詳しく解説していきます。
※ここでの人口規模の小さい市町村とは、人口が1万人に満たない地域を指します。
地域の方は既に存在を知っている
あまり効果を発揮しない理由の1点目が、地域の方は既に自社の存在を知っているからです。
SEO対策の本質は、まだ自社のことを知らない人(潜在層)を集客できることです。
そのため、都市部では競合が多く自社のことが知られていないため、「美容室 〇〇市」などで上位表示できることに意義があるのです。
一方、人口規模が小さい地域では、既に自社のことを知っている人の方が多いです。仮に新規出店したとすると、人づてにあっという間に情報が回ります。
つまり狙っているキーワードでは、自社のことを知らない人がほとんどいないということになります。
これは都会にはない感覚であるため、「地域をキーワードとしてSEO対策をしていきましょう」という提案が散見されます。
しかし、既に知っている人に対してSEO対策をすることは、意味がないのです。
費用対効果が悪い
あまり効果を発揮しない理由の2点目が、費用対効果が悪いからです。
前述した通り、人口規模が小さい地域ではほとんどの人が自社の存在を知っているため、SEO対策の効果が薄いです。
それでも全ての人が知っているわけではないため、確かに意義はあるかもしれません。
しかし、SEO対策は時間と労力、それに伴う費用がかかってしまう、長期的なWeb施策です。
そのわずか数%のターゲットのためにSEO対策を選択することは得策とは言えません。
これらの理由から、人口規模が小さい地域をキーワードにSEO対策を進めることは、弊社としてはおすすめできません。
人口規模が小さい地域でもSEOが効果的な場合
一方で、人口規模が小さい地域をキーワードにSEO対策して効果が大きい場合があります。
こちらも一つひとつ解説していきます。
観光地の場合
人口規模が小さい地域でも、そこが観光地であれば地域をキーワードとして設定する効果は大きいです。
例えば、人口が5,000人で有名な生鮮市場がある地域があったとします。
この場合、地域をキーワードとするターゲットは地元民ではなく生鮮市場に来る観光客となります。
つまり観光客は自社の存在を知らないため、検索順位を上げていれば有効な集客に繋げられます。
ECサイトなど、見込み顧客が地域外にいる場合
見込み顧客が地域外にいる場合も、地域をキーワードとして設定する効果は大きいです。
先ほどの例を再度出すと、生鮮市場から全国に魚を発送する事業を行っている魚屋があったとします。
その場合、「○○(その地域で有名な魚)+△△町」といったように検索をする人が多い可能性があります。
このように、そのキーワードで検索するであろう人が地域外に多いのであれば、人口規模が小さい地域でもSEO対策をする効果が大きいでしょう。
地域内住民の集客に効果的なWeb施策ならクルービジョンにお任せください
このように、人口規模が小さい地域で地域内の人に向けたSEO施策は効果がほとんどありません。
一方で、地域内の人を集客するための効果的なWeb施策もございます。
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